工場をリノベーション?リニューアルしたやんばる酒造へ
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最近、泡盛関係のSNSやニュースでよく見かける「やんばる酒造がリニューアルオープンした!」と言う噂。
この噂の真相を確かめるべく、現場である酒造所に向かった。
田嘉里酒造からやんばる酒造へ
やんばる酒造と言えば沖縄本島最北端、大宜味村にある自然豊かな環境に囲まれた酒造所だ。以前は酒造所のある田嘉里集落の名前をとって「田嘉里酒造」であったが、数年前に「やんばる酒造」に名称を変えた。これは地域にだけ愛される酒造りにとどまらず、全世界へ自慢の泡盛を紹介していこうと言う意気込みの現れだととれる。
国道からそれて田嘉里集落を進んでいくと、三角屋根の建屋が現れる。やんばる酒造だ。
以前は工場として使われていたが、この度のリニューアルにより、ショップとしてリノベーションされた。シンプルかつハイセンスにまとめられた看板が清潔感を漂わす。

ショールームのようなインテリア
中に入ると明るくデザインされたインテリアがゲストを迎えてくれる。工場だった室内は一変し、さながらショールームの様である。「ここでおばちゃんたちがラベル張りをしていたなぁ」と以前訪れた時の記憶がよみがえる。

正面にはバーカウンター。リニューアルがコロナ禍に当たってしまったので、まだ稼働はしていなかったが、きっと蔵に訪れた旅人を癒してくれるだろう。

店内では量り売りも
右手にはやんばる酒造の泡盛ズラリ。甕から直接量り売りも行っている。お薦めは「蔵元限定44度6年古酒」。
まるた娘がわが子の様に大事に小瓶に詰めてくれる。


その場で封印をしてくれる。お土産で他人に渡すときに、封をしていないキャップのままだと中身を疑われかねないので嬉しいサービス。
封印をしてもらっているときにふと天井を見上げると、宙に浮いている巨大な一石甕に度肝を抜かされた。それと同時に、こんな展示の方法があったかととても感心させられた。リニューアルは伊達ではない。

お土産の小瓶をもって外に出てみると、奥の方に真新しい工場を見る事が出来る。近代的で清潔感の溢れる建物である。またそこに停まっている社用車がオシャレ。ヤンバルクイナのイラストと、カラフルな「まるた」のラベルがまた何とも言えない。よく見たら「田嘉里酒造所」のネーミングのままである。これもまた乙なものである。

自然豊かな蔵の周りを散歩すると、川沿いに桜並木がある。筆者が訪ねた時にはサクランボがこんなにも一つの枝に生るものかというくらいたわわに実っていた。

これから夏のシーズンは、本島北部へお出かけする機会も増えるかと思う。もし大宜味村を通る機会があれば、ぜひともこの名水に恵まれた泡盛蔵、やんばる酒造に寄り道をして頂きたい。
やんばる酒造株式会社
住所:〒905-1301 沖縄県国頭郡大宜味村田嘉里417
電話:0980-44-3297
営業時間:9:00〜17:00
WEBサイト:https://takazato-maruta.jp/
オンラインショップ:https://takazato-maruta.com/
Photographs & Text by 儀部 頼人(Yorito Gibu)